継続中の訴訟に参加した被告は、他の共同被告の行為 にもかかわらず、仲裁の権利を放棄していない、と判 断された。Al Rushaid v. Nat’l Oilwell Varco, Inc., 757 F.3d 416 (5th Cir. 2014) (No. 13-20159) 連邦地方裁判所は、他 の共同被告が、証拠開示及び申立手続を行うことによ り原告の損害のもと司法手続を相当程度開始していた ことを理由に、放棄を認定した。新たな被告はこれら の手続に関与していなかったが、連邦地方裁判所は、被告会社は全て共同所有・支配されており、また、同 一の代理人弁護士が被告全員を代理していたことか ら、他の共同被告の行為は新たな被告にも影響を及ぼ す、と判示した。控訴裁判所は、他の被告の行為は新 たな被告に影響を与えない、と判示して、原因を覆し た。控訴裁判所は、被告が共同所有・支配されている との事実、又は、共同代理を受けているとの事実のみ をもって、他の被告の行為が新たな被告に影響を及ぼ すとすると、会社の独立性という基本原則と矛盾する ことになる、と判示した