【出典:工商総局ウェブサイト】

商標評審委員会は、工商総局局長が、2016年12月に行われた全国工商及び市場監督管理業務会議で「事件裁定文書を秩序よく公開し、積極的に社会の監督を受ける」ことを求めたことを受けて、2016年12月から毎月60件の評審裁決文書をランダムに抽出し公開し、現時点で既に計710件の文書を公開した。これらの文書には様々なタイプがあり、「生きた教科書」とも呼ばれている。

1年後、「商標評審裁決文書の全面的即時公開システム」の基礎が完成し、2017年12月15日に試験運用が開始され、商標評審裁決文書1573件が自動的に公開された。このシステムは2017年12月28日から正式に運用開始となり、商標評審委員会がなした全ての裁決文書は、関連規定によって公開しないものを除いて、積極的に社会の監督を受けるために、全て自動的に公開される。

この「商標評審裁決文書の全面的即時公開システム」は、「ランダム公開」を基礎にして更に発展させたものであり、商標評審委員会が中国国務院の「放管服」(註:「行政簡素化と権限委譲」、「規制緩和と監督管理の両立」、「サービスの最適化」の略称)の改革精神を実行し、評審業務の透明化を高めるための重要な措置でもある。システムが正式に稼働した後、商標評審委員会がなした拒絶査定の復審決定書、不登録の復審決定書、無効宣告請求の裁定書、無効宣告の復審決定書、取消の復審決定書及びその他の評審手続き終結の効果がある文書について、発送日から20営業日以内に、商標評審委員会ウェブサイトのサイドメニューの『評審文書』にて全て公開される。

商標評審裁決文書は、商標評審業務の重要な成果の表れであり、公開して公衆の評価を受けることで、公開により更に商標評審業務の公正性が促進され、公正性によって信頼度が向上する。同時に、商標評審裁決文書の全面的な即時公開は、商標評審業務の品質及び効率に対する要求がさらに高くなることにもなり、評審業務のレベルアップ促進にも役立つ。民意を十分反映するために、このシステムでは複数のルートを通じて公衆の意見、提案を受け付ける。商標評審委員会は公衆の意見、提案に基づいて継続的にシステムを改良し、評審業務を改善していく予定である。