最新の動向

銀行業規制監督庁は、複数銀行をまたぐATM 利用で適用される取引手数料について、金融消費者から徴収される取引手数料の基準及び手続に関する規則(以下、「本規則」)を改正しました。この改正は、2017年12月23日付第30279号官報で公表され、施行されました。

改正内容 

改正により、別の金融機関のATMの利用による引出し等の取引において金融消費者から徴収される手数料に関する新しい基準が導入されました。

  • 改正前は、本規則の範囲に分類される機関が明確でありませんでした。改正により、本規則は国内の金融機関にのみ適用されることが明確になりました。
  • 改正前、手数料は金融消費者及び金融機関の間で締結された契約に従って定められていました。改正により、金融消費者から徴収される手数料は、ATMを利用されたもう一方の金融機関に支払われる手数料の15%を超過することはできないという上限が設定されました。この手数料の変更には銀行業規制監督庁の承認が必要となります。

結論 

複数銀行をまたぐATM利用手数料は長年論争の的となる問題でした。手数料に上限を設定する改正は、金融消費者の懸念に対処したものであると考えられます。