スミス&ウェッソン・ホールディング社(「スミ ス&ウェッソン社」)は、証券取引委員会 (「SEC」)がFCPA違反を主張して提起した訴訟にお いて和解した。See Smith & Wesson Holding Corp., Exchange Act Release No. 72,678 (July 28, 2014) SECによる と、2008年、スミス&ウェッソン社は、パキスタンの 警察庁との間での契約を締結するためにパキスタンで 代理人を雇い、当該代理人に、パキスタンの警察官に 対して1万1000ドル以上の価値の銃及び現金をギフト として提供させた。スミス&ウェッソン社は、当該警 察署に約500丁のピストルを販売する契約を最終的に 勝ち取り、10万7000ドルを利益として受け取った。ま た、SECは、スミス&ウェッソン社の第三者代理人 が、バングラデシュ、インドネシア、ネパール、トル コでも不適切な支払いを行ったが、同社は契約を勝ち 取ることができなかった、と主張した。スミ ス&ウェッソン社は、10万7852ドルの不当利 得、2万1040ドルの判決前利息、19億600万ドルの罰金 を支払うことに同意した。注目すべき点は、同社 はSECが主張した事実について自認も否認もせずに和 解することが認められた、という点である。SECは、 同事件が「リスクの高い市場に参入し国際的販売額を 拡大しようとしている小規模及び中規模事業に対する 警鐘」となることを期待している、と発表した。