Malone v. Kantner Ingredients, Inc., No. 12 CV 3190 (D. Neb. Mar. 31, 2015)において、原告は、従前の被告による文 書提出が不十分であったと主張し、被告の電子サー バーの検討に必要な費用を被告に払わせることを求め て申し立てた。連邦地方裁判所は、原告は電子的証拠 開示に際して被告が若干のミスを犯したことを立証し たに過ぎず、「大量に保存された電子的情報を弁護士 が検討する際には、人為的なミスは一般的である」と 判示して、申立てを退けた。裁判所は、「連邦規則は 完全性を求めるものではなく」「証拠開示上の通常の ミスと見受けられるものから不正な意図や悪意を推認 するのは不適切である」とした判例を引用した。裁判 所は、原告が要求したサーバーの検討に要する費用を 原告に負担させるのは「電子的文書の証拠開示費用を 分配するために合理的なものといえる」とした。