SCR-Tech LLC v. Evonik Energy Services LLC No. 08 CVS 16632 (N.C. Super. Ct. Dec. 31, 2014)において、被告は、 バックアップ・テープの提出に必要と予想される費用 額である14万545ドルの半額を原告が負担すべきであ る、と主張した。裁判所は、連邦民事手続規則第26条 と同等の州法を適用した。裁判所は、電子的証拠開示 に応じる当事者に過度の負担が発生する場合にのみ、 費用転換も検討される、と指摘し、費用転換が適切か 否かを検討するための以下の3つの要素を指摘し た。(a)要求されている証拠開示は累積的又は重複的な ものか否か、(b)証拠開示を求めている当事者は、当該 情報を他の手段により取得する機会を有していたか否 か、(c)訴額、当事者のリソース、訴訟で問題となって いる当該争点の重要性を考慮したうえで、要する費用 は過度のものか否か、である。裁判所は、被告による 文書提出の後であればこれらの要素をより適切に評価 し得る、と判示した。よって、裁判所は、当該バック アップ・テープの開示を原告が求める場合には、原告 は予想費用額の半額を事前に支払う必要があるが、最 終的な費用負担については「提出された非重複的で関 連する可能性のある情報の程度によって判断される、 当該取得方法の利用に関する主張立証」に基づき、裁 判所が後に決定する、と判示した。