第9巡回区控訴裁判所は、原告は当初の仲裁においてRICOに基づく請求を主張することができなかっ たことから、仲裁裁定により同一の事実により発生する継続的な訴訟が禁止されるものではない、と 判示した。Uthe Tech. Corp. v. Aetrium, Inc., 808 F.3d 755 (9th Cir. 2015) (No. 13-16917)。裁判所は、仲裁 裁定は原告によるRICO請求を含み得るものではなかったことから、RICOに基づく追加的損害賠償は、 同一被害により発生する損害の二重回収を禁止するための「1回による満足」の原則に違反するもので ない、とした。裁判所は、本件仲裁はRICO法に基づく請求の解決を認めないシンガポール法により実 施されたもので、そのため、原告は後の訴訟で当該請求を行うことが認められる、と指摘した。