Dart Cherokee Basin Operating Co., LLC v. Owens135 S. Ct. 547 (2014) (No. 13-719)において、連邦最高裁判所は、ク ラスアクションの移送に関する訴答段階での要件につ いて検討した。原告による州裁判所への提訴では、訴 額が記載されていなかった。被告は、訴額が移送要件 を満たす金額を超えていることを理由に、連邦裁判所 への移送を申し立て、これは認められた。連邦地方裁 判所は、移送を申し立てる当事者において訴額を立証 する必要があるとの第10巡回区裁判所の判断に依拠し て、本件を州裁判所に差し戻した。第10巡回区控訴裁 判所は、控訴審での再検討を拒否した。連邦最高裁判 所はこれを覆し、被告は考えられる訴額について主張 すれば足り、証拠の提出までは不要である、と判示し た。移送通知において善意で記載された訴額は認めら れる。原告が訴状で主張する訴額、又は、被告が移送 申立てにおいて主張した訴額について、当事者が反対 する場合、裁判所は当事者が提出する証拠を検討し証 拠の優越の基準により移送(州と連邦のいずれが管轄 を有するか)についてを判断する。移送を主張する当 事者は、訴額が法的に確実であることを立証する必要 はない。