Procaps S.A. v. Patheon Inc., No. 12-24356 (S.D. Fla. July 20, 2015)において、原告は、提出した電子的文書 のうち95%につき、当事者間で合意された保護命令に基づき「極秘」及び「弁護士のみ閲覧可能」との 指定をしていた。被告が異議を申し立て、裁判所は、原告に対し、10日以内に当該文書を再検討して 指定し直すとともに、2万5000ドルの費用を被告に返還するように命じた。裁判所は、「『弁護士のみ 閲覧可能』との指定を見境なく多用すると、証拠開示、トライアルの準備、トライアルがいずれも難 しくかつ高額なものとなり、弁護士は訴訟当事者に対し事実内容を完全に開示することができなくな るため、そのような制限を受けた訴訟当事者に過大の負担を課すことになる」と判示した。裁判所 は、同様の状況について検討した他の数件を引用し、「多くの裁判所が当該指定の多用(又は低用) につき不合理としている」と判示した。そして、原告による「弁護士のみ閲覧可能」との指定に対し 被告が異議を有するものについて被告のほうで特定すべきであるとの原告の主張につき、原告による 「見境のない指定」に起因する文書レビューの負担を被告に転嫁すべきではないとし、これを退け た。