米国のブローカー・ディーラー会社であるダイレク ト・アクセス・パートナーズ社(「DAP社」)の 元CEOであるベニート・チャイネア氏、及び、元マ ネージング・パートナーであるジョセフ・デメネシス 氏は、DAP社が事業を獲得できるようにするために行 われた、ベネズエラの州経済発展銀行の上級職員に対 する贈賄行為に関与した役割について、それぞれ4年 間の懲役刑を科された。Press Release, Office of Pub. Affairs, U.S. Dep’t of Justice, CEO and Managing Director of US Broker-Dealer Sentenced for International Bribery Scheme (Mar. 27, 2015) また、両氏は、当該贈賄行為により取 得した金員と同額である、約363万ドル、及び、約267万ドルを、それぞれ没収されることになった。 裁判所の記録によると、両氏は、他の3人のDAP社従 業員とともに、2008年から2012年までの間におけるベ ネズエラの公務員への支払いを計画し、海外の銀行口 座に金員を入金した。この間、DAP社は、ベネズエラ の銀行との取引により、コミッションとして6000万ド ルを取得した。金融サービス業界にFCPAが適用され る事例は比較的少ないが、今後増えるものと予想され ている。