In re PetroChina Co. Securities Litigation, No. 13-cv-6180 (S.D.N.Y. Aug. 3, 2015)において、連邦地方裁判 所は、ニューヨーク証券取引所に上場している米国預託株式であるペトロ中国社に対して提起された 株主によるクラスアクションについて検討した。本件は、同社及び同社の重役による腐敗行為スキャ ンダルに起因するものであった。被告は、サーベンス・オクスリー証明において、管理職及びその他 の特定の従業員が関与した詐欺行為については全て開示済みであり、内部統制の欠陥について監査役 に対し全て開示したとの供述をしたり、同社の年次報告書において内部統制は適切であったと記載し たりするなどにより、コンプライアンスに関する一連の詐欺的供述及び証明を行った、と原告は主張 した。裁判所は、訴状において、被告による供述が誤りであったことが適切に主張されていない、と 判示した。すなわち、同社が内部統制について評価しなかったとの点や監査役に対して欠点を開示し なかったとの点は主張されておらず、また、同社の内部統制がどのように不適切であったのかについ ても具体的に主張されていない、とした。よって、裁判所は、被告による却下申立てを認めた。