フランスの電力及び運送会社であるアルストム社とそ の3つの子会社は、広範に及ぶFCPA違反問題を解決す るため、刑事罰として7億7200万ドルの支払いに同意 した。アルストム社は、FCPAの帳簿及び内部統制条 項違反につき有罪答弁を行い、同社のスイス子会社で あるアルストム・ネットワーク・シュワイズ社(アル ストム・プロム社)は、FCPAの反贈賄条項違反を共 謀した点につき有罪答弁を行った。Plea  Agreement,United States v. Alstom S.A., No. 14-cr-246 (D. Conn. Dec. 22, 2014), ECF No. 5, Plea Agreement, United States v. Alstom Network Schweiz AG, No. 14-cr-245 (D. Conn. Dec. 22, 2014),ECF  No. 5参照。また、アルストム社の2つの米国子会 社であるアルストム・パワー社及びアルストム・グ リッド社は、3年間の起訴遅延契約を締結し た。Deferred Prosecution Agreement, United States v. Alstom Power, Inc., No. 14-cr-248 (D. Conn. Dec. 22, 2014), ECF No. 4, Deferred Prosecution Agreement, United States v. Alstom Grid, Inc., No. 14-cr-247 (D. Conn. Dec. 22, 2014), ECF No. 4.参照。同子会社2社は、政府の公務員に対して贈賄行 為を行ったことを認め、また、インドネシア、エジプ ト、サウジアラビア、バハマ、台湾等世界各地の政府 保有期間に対する事業と関連して帳簿に虚偽表示を 行ったことを認めた。本件の刑事罰は、2008年にシー メンス社が支払った4億5000万ドルを大きく超えるも のであり、過去最大のFCPA違反事件とされている (シーメンス社は3億5000万ドルの不当利得もSECに対 して支払ったため、合計では現在もなおシーメンス社 の事件が過去最大金額である)。米国とエジプト双方 の市民権を有するアゼム・M・エルガワリー氏は、ア ルストム社とその他の会社から、エジプトの政府保有 電力会社との契約締結を促進する見返りとしてキック バックを受け取ったことを認めた。Docket Sheet, United States v. Elgawhary, No. 8:14-cr-68 (D. Md.)参照。