Leach Farms, Inc. v. Ryder Integrated Logistics, Inc., No. 14-C- 0001 (E.D. Wis. Jan. 26, 2015)において、原告が、被告が 広範な電子検索を要求したことにつき、証拠開示に関 する制裁を申し立てていたところ、裁判所はこれを退 けた。被告は、電子的文書の提出にあたり広範な検索 用語を利用するよう原告に求めていた。原告は、その ような広範な用語を利用すると「無関係かつ重複する 何千もの文書が該当することになる」としてこれに反 対していたが、反対を留保しつつも広範な検索用語を 利用することに同意した。これにより1万6000件の文 書が発見された後、原告は、これらの文書を、電子 データベースを利用して被告の検討に供した。被告が さらなる検索用語等の方法を利用してこれらの文書を 検討したのち、原告の代理人弁護士が、被告の検討に ついて「データベースに入ってその結果を覗いてみ た」ところ、被告は1万6102文書のうち4107文書のみを 実際に開いて検討していたことが判明した。そこで、 原告は、「被告の代理人弁護士がさらなる検索語を利 用することで、提出された文書のうち25%にまで絞る ことができたのであれば、このような大量の文書を提 出させる以前の段階で当該狭い検索用語に基づき原告 が文書を提出することに被告は同意すべきであった」 と主張し、被告に対する制裁を求めた。裁判所は、広 範に提出された文書を検討するにあたり、被告は「複 数かつ進展的な検索方法を」適切に利用しており、こ れは、このような広範な提出がなければできないもの であった、との被告の主張を信頼し、原告の主張を退 けた。