倫理研究センターは、効果的な倫理及びコンプライア ンスプログラムの影響に関する研究報告書を発表し た。See Ethics Research Center, The State of Ethics in Large Companies (2015) 同センターは、職場の倫理基準に関 する規程、当該基準に基づくトレーニング、倫理問題 に関するアドバイスを提供する会社のリソース、問題 と疑われる事実について秘密又は匿名で報告する方 法、倫理行動に関する評価、違反行為者を懲戒するシ ステム等の効果的なプログラムを有する会社及び有し ない会社の従業員を対象とするアンケートを実施し た。この研究により、効果的なプログラムを有しない 会社においては23%の従業員が基準に従うことに対す るプレッシャーを感じている一方、効果的なプログラ ムを有する大企業においては、従業員の3%しかこのよ うなプレッシャーを感じていないことが判明した。ま た、効果的なプログラムを有しない会社において は62%の従業員が違法行為を認識していると回答した 一方、効果的なプログラムを有する企業においては、 従業員の33%が違法行為を認識していると回答した。 違法行為を認識していると回答した者のうち、効果的 なプログラムを有しない会社においては32%がこれを 報告している一方、効果的なプログラムを有する企業 においては、87%がこれを報告していることが判明し た。違法行為について報告した者のうち、効果的なプ ログラムを有しない会社においては、59%が報告行為 を経験したと回答した一方、効果的なプログラムを有 する企業においては、4%のみが報告行為を経験したと 回答した。