現地時間の10月3日、第56回世界知的所有権機関(WIPO)加盟国総会の一連の会議が スイスのジュネーヴで開幕し、中国国家知識産権局の申長雨局長以下の中華人民共和国政府代 表団が会議に出席した。会議中、申局長は、中国が知的財産強国を建設している過去1年の最 新の進展状況について紹介し、WIPOの各活動で収められた成果に称賛の意を表した。ま た、申局長は、世界の知的財産ルールがより普遍的、包容的にバランスのとれた方向に発展し ていかなければならないという見方を示すとともに、『視聴覚的実演に関する北京条約』に早 期に批准し加入するよう各国に呼びかけ、『意匠法条約』などの関係議題が今回の会議で積極 的な成果を収められることに期待の意を示した。

中国政府は、2015年末に『国務院の新しい情勢下における知的財産強国建設の加速に関 する若干の見解』を公表して、106項目の具体的な活動を準備している。2016年初頭にも、知 的財産「第13次5ヵ年計画」を国家重点特別計画に盛り込んで、知的財産分野の発展のために 新たなトップレベルデザインを行っている。現在、中国では、これらの活動計画に従って知的 財産強国の建設が積極的に推進されているところである。

2016年上半期の中国国家知識産権局特許庁における発明特許出願の受理件数は55万3000 件で、前年同期比で30.5%増加し、PCT国際特許出願の受理件数は1万9000件で、前年同期 比で43.3%増加していた。商標登録出願の受理件数は174万件で、前年同期比で32%増加して いる。2015年に中国の著作権登録件数は164万1000件に達し、前年比で35.5%増加していた。 中国は、依然、世界の知的財産権の出願を急増さThている主な原動力の一つとなっている