Finjan, Inc. v. Blue Coat Systems, Inc., No. 13-cv-03999 (N.D. Cal. Oct. 17, 2014)において、訴訟当事者は、双方が同じ 数の文書保管者、同じ数の検索語についてEメールの 検索を行うことに合意するという、一見すると双方均 衡のとれたEディスカバリー・プランに合意してい た。しかし、後になって、被告は、アクティブ及び アーカイブのEメール・システムを検索していたが、 原告は、アクティブ・システムのみを検索しており、 検索できるアーカイブシステムを有していない、とい うことが明らかになった。裁判所は、「本質に立ち戻 ると、規則第26条(b)(2)(iii)項により、本裁判所は、当 事者の証拠開示(ディスカバリー)対応が公平かとい う点を判断する必要がある」、と認めた。しかし、裁 判所は、相手方当事者が同様の箇所の検索を行うこと ができないからといって、他方当事者が検索を行うこ とが可能な箇所の検索を免れることができる、という 考えは認めなかった。「(原告が)保管者に対して同 様のことができない場合、被告が、レガシー・システ ム(アーカイブ)を調べる必要はなかったという点に おいて、概ね正しいといえるかも知れない。しかし、 一方当事者による証拠開示が不十分であるからといっ て、他方当事者も不十分な証拠開示で足りるというこ とが正当化される場面は殆どない。」