Kuznyetsov v. West Penn Allegheny Health System Inc., No. 10- 948 (W.D. Pa. Oct. 23, 2014)において、原告らは、勝訴被 告に対して、規則第54条(d)(1)項に基づき6万ドルを超 える費用の支払いを命じた書記官の命令の再審査を求 めた。Eディスカバリーの費用に関して、原告らは、 まず、OCRに関連する費用は必要ないものであり、適 切に金額が定められていない、と主張した。情報 をOCR形式で提出するよう求めたのは原告らであり、 また、ESI(電子データ)の提出にあたり元のファイ ルデータをスキャンして合意された形式に変換するこ とは、費用明細に関する規定(合衆国法典第28巻 第1920条(4)項)における「資料のコピー作成」に含ま れるとして、連邦地方裁判所は原告らの主張を退け た。次に、原告らは、文書スキャン及びTIFF形式への 変換費用が不合理に高い、と主張した。裁判所 は、TIFF形式変換に関する1ページあたり5セントとい う費用及び文書スキャンに関する1ページあたり24セ ントという費用は、合理的な料金である、と判示し た。また、裁判所は、本雇用関連訴訟における費用の 査定が不公正なものである、との原告らの主張につい て、「訴訟当事者は全て、敗訴した場合の費用の支払 いを含め、訴訟のリスクを十分検討しているものとみ なされる」として、上記主張を退けた。