仲裁の有効性や仲裁裁定について争うことはできな い、とする契約条項は、公共の利益に反し、無効かつ 執行不可能である、と判示された。Atlanta Flooring Design Centers, Inc. v. R.G. Williams Constr., Inc., A15A0664 (Ga. Ct. App., 2d Div., July 16, 2015) 本件で問題となった 契約条項では、「仲裁人が認めた裁定は、最終的なも ので当事者を拘束するものであり、管轄を有する裁判 所で認められる判決と同等のものである。請負人と下 請人は、仲裁の有効性又は仲裁裁定について争わない ことにつき、ここに明示的に合意する」と記載されて いた。裁判所は、ジョージア州法を適用し、また、連 邦仲裁法に関する判例に依拠して、仲裁裁定を無効と する制定法上の根拠は、契約により放棄又は制限され 得るものではない、と判示した。裁判所は、裁判所に よる仲裁裁定の再検討及び無効とする制定法上の根拠 は、仲裁当事者に対して最低限のデュー・プロセスを 与えようとする議会に意図を示すものである、と理由 付けた。